新型コロナ対策としてのAxessソリューション
冬はスキー、夏はサイクリング ― 年間を通して訪れるゲストを楽しませてくれるザンクト・コロナ・アム・ヴェクセル(オーストリア)では、Axessのソリューションでチケット販売を100%オンラインに移行し、引き換えも完全に非接触で行っています。
冬はゴージャスなスキーリゾート、夏はサイクリング天国というザンクト・コロナ・アム・ヴェクセル(オーストリア・ニーダーエステライヒ州)。体験型施設「ザンクト・コロナ・アム・ヴェクセル」は長年の経験から、幅広い年齢層のゲストに様々なインスピレーションを与えてくれます。総面積70,000m2の敷地内には子供用のスキーコースやチャレンジ精神をくすぐるボブスレーコースなどあらゆる客層を満足させるエリアが広がり、家族全員にとって最高の一日を約束してくれます。
Axessシステムの導入計画は当初、オンライン予約を拡大し、様々な場所で随時チケットの検札を行うことを主な目的とし、サマーオペレーションのリフト営業から始まりました。実現に向けて、軽量で一日中持ち歩いても疲れないハンディ検札端末Axess HANDHELDSが選択されました。
現在では、耐久性の高い開閉式入場ゲートAX500 Smart Gates NG Flapがエリアの入口で入場管理を行っています。 ゲートに取り付けられたアンテナが有効なICチケットを検知すると、遮断バー(フラップ)が開きます。バーが開閉する仕組みの秘密はセンサーにあります。人がゲートに近づいてくるとセンサーが感知してバーが開き、その後、人がゲートを通過しきったことを感知した別のセンサーがバーを閉めます。一連の流れは全て完全非接触で、ゲートに触れる必要は一切ありません。
新型コロナウイルスによる制限にも関わらず、ザンクト・コロナは意気消沈することなくこの状況を新しいチャンスと見ています。例えば、Axessが提供するソリューションにより、通常のチケット販売が100%オンラインに移行しました。現在、チケット窓口は誤って購入してしまったチケットの再発行など、特殊なケースでのみ利用されています。このほか、木造の廊下に佇むように設置された引換機Axess PICK UP BOX 600がスピーディーかつ非接触でチケットの引き換え手続きを行います。この引換機は、来場者が事前にオンライン購入したチケットを一瞬で発券するもので、購入時に送付されるQRコードをスマートフォンに表示させるか、印刷して読み取り部分にかざすだけで、チケットがチャージされたICカードが発券されます。
PICK UP BOXは混雑防止のため、発券されたICカードを手にしたゲストがそのまま前方に歩き去るいわゆる「ウォークスルー方式」でもご利用いただけます。利用方法はオンラインチケットショップで解説されており、スムーズにご利用いただけます。さらに、現地ではアリをモチーフにしたご当地キャラクターの「コロナ」がお客様をお迎えするほか、繁忙期には従業員も加わってご案内します。
また、エリア全体の人の分布を最適化するための特別措置として、ゲストはチケット購入の際に、午前中、午後、夕方から希望する時間帯を選択する設定になっています。もちろん、各時間帯のチケットは枚数を制限しています。
未来に向けた新しいコンセプトに大きな可能性を見出すザンクト・コロナ・アム・ヴェクセルのカール・モルゲンベッサー社長は、次のようにコメントしています。「従来、お客様はオンラインでチケットを買いたがらないと言われてきました。これは完全に誤解です。いただいた感想は全て肯定的なもので、チケットのオンライン購入や1日をいくつかの時間帯に区切ることは非常にあたかかく受け入れられました。時間帯を区切ることでお客様は行列に並ぶ必要もなく、より多くの時間をゲレンデで過ごすことができるのです。投光照明により、夕方の時間帯では夜の7時までスキーを楽しんでいただくことができます。定員制やお客様管理は、顧客満足度をより高め、売上も増加させるはずですし、また、そのようになるでしょう。」
ザンクト・コロナ・アム・ヴェクセルでは今後、Axessとの多くの協業が期待されています。発券や入場管理だけでなく、リピート予約や希望するアクティビティの申し込みをオンラインで行えるよう、山全体がゲストに向けた一種のプラットフォームとなる計画です。
ニュース
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コンサートやスポーツイベントは見本市の集客アップや新規来場者の獲得に効果的です。アクセスはライプツィヒ・ブックフェアでチケットマスターと、アメリカーナでイベンティムとの連携でイベントの成功を支援しました。
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どんなものでも、それを超える大きさのものが存在するのが世の常ですが、このケースばかりはそうではありません。屋内スキー場では世界最大となる輝雪氷雪世界が2024年9月、上海で開業しました。アクセスチャイナがこの野心的なプロジェクトに参画し、ハードウェアおよびソフトウェアの各種ソリューションを提供しました。
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