Axess(アクセス)について

発券および入退場管理システムで世界をリードするアクセスは、オーストリアの本社および製造工場と世界各国で販売・保守を行う20の支社が力を合わせ、お客様の幅広いニーズにお応えいたします。スキー場、展示会場・会議場、スタジアム・アリーナ、各種レジャー施設、美術館、観光アトラクション、観光交通機関などを対象に、リゾート・レジャー施設向けトータルソリューション、お客様登録システム、SNSと連動した会員システム(CRM)、他社システムとの連携を可能にするAPIなど、様々な製品を展開しております。確かな標準テクノロジーを利用した革新的なハードウェアと最先端のソフトウェアをベースに、プロジェクトごとにお客様のご要望に沿ったカスタムソリューションをご提案いたします。

会社概要

オーストリアに本社と製造工場をおくアクセスAGは20カ国に26つの拠点を展開、約400人体制で生産・サービスを行っています。インスブルック(オーストリア)の製造工場では、ハードウェア、RFIDカード、バーコードカードの生産を行っています。

Axess AG

本社(オーストリア、ザルツブルグ州アニフ)
Sonystr. 18, 5081 Anif, Austria

T: +43 6246 202 E: info@teamaxess.com

Axess WEST

ブルーデンツ事務所(オーストリア))
Alte Landstrasse 33, 6700 Bludenz, Austria

T: +43 664 819 9271 E: info@teamaxess.com

Team Axess Italia Srl

ボルツァーノ事務所(イタリア)
Via Copernico 13/A, 39100 Bolzano, Italy

T: +39 0471 502 573 E: info@teamaxess.com

Axess Designa Schweiz AG

Riedstrasse 1
CH-6343 Rotkreuz, Switzerland

T: +41 799116354 E: info@teamaxess.com

Axess Canada Inc.

630, Boul. René-Lévesque Ouest – bureau 2800 –
Montréal QC H3B 1S6, Canada

T: +1 435 333 5700 E: canada@teamaxess.com

Axess Americas Events Inc.

448 Blanket Flower St
Calhan, CO, 80808, USA

T: +1 757 298 3420 E: info@teamaxess.com

Team Axess Australia Pty Ltd

Suite 44, HQ Building
58 Riverwalk Ave
Robina Qld 4230, Australia

T: +61 411 726 330 E: australia@teamaxess.com

Team Axess Scandinavia AB

スンネ事務所(スウェーデン)
Brårudsallén 2, 686 33 Sunne, Sweden

T: +46 565 120 60 E: scandinavia@teamaxess.com

Team Axess Finland OY

ポルヴォー事務所(フィンランド)
Veckjärventie 3
06150 Porvoo, Finland

T: +358 404 104 955 E: scandinavia@teamaxess.com

Axess Croatia d.o.o.

Ferde Rusana 10
43000 Bjelovar, Croatia

Axess (Beijing) Technology Co., LTD.

北京事務所(中国)
Room 1880, Beijing Sunflower Tower, 37 Maizidian
Street, Chaoyang District 100125 Beijing China

T: +86 10 6210 6450 E: china@teamaxess.com

Axess AG, Production Facility Innsbruck

工場(オーストリア、インスブルック)
Stadlweg 40, 6020 Innsbruck, Austria

T: +43 6246 202 E: info@teamaxess.com

TEAMAXESS France S.A.R.L.

クラン・ジェブリエ事務所(フランス)
24 route de Nanfray, Cran-Gevrier
74960 Annecy, France

T: +33 4 50 10 24 90 E: commercial@teamaxess.com

Axess Ibérica SL

世界貿易センターマリアザンブラーノ通り
サラゴサ、スペイン

T: +34 976 974 594 E: axessiberica@teamaxess.com

Axess Americas Inc.

パークシティ事務所(アメリカ)
6443 Business Park Loop Road Suite A, Park City, Utah
84098, USA

T: +1 435 333 5700 E: axess.usa@teamaxess.com

Axess Americas West Coast

Los Angeles, California, USA

T: +1 310 980 2826 E: usa.west@teamaxess.com

Axess Japan K.K.

Axess Japan株式会社(日本)
101-0054
東京都千代田区神田錦町1-4-11
滝本ビル3階

T: +81 3 5577 2942 E: japan@teamaxess.com

Axess Russia, LLC.

Red Kursant st., 25
Staro-Petergofskiy pr. 21-5
197110 Saint-Petersburg, Russia

T: +8 800 550 76 50 E: russia@teamaxess.com

Team Axess Biletlendirme ve Giriş Kontrol Sist. Ltd. Şti.

ブルサ事務所(トルコ)
Berk Center, Emek Zekai Gümüşdiş Mah.
Sanayi Caddesi 592, No:25, Osmangazi, Bursa, Turkey

T: +90 224 502 42 60 E: destek@teamaxess.com

Axess Kazakhstan LLP

Kerei-Zhanibek khandar st. 558/1
A25M2A5 Almaty, Republik of Kazakhstan

T: +7 705 272 74 82 E: info@teamaxess.com

Axess (Beijing) Technology Co., LTD., Technical Office

Room 1727, 17F, Office Building, Raffles City, 268
Central Tibet Road, Huangpu District, Shanghai

T: +86 10 6210 6450 E: china@teamaxess.com

Designa Axess UK

Unit 11, Windmill Business Village,
Brooklands Close,
Sunbury on Thames,
TW16 7DY

T: +44 7773541502 E: p.oliver@teamaxess.com

ASTER s.r.o.

Denisova 504
506 01 Jicin, Czech Republic

T: +420 493 522 985 E: info@aster-jc.cz W: https://www.aster-jc.cz/
Czech Republic, Slovakia

Designa Parking & Access s.r.o.

Nademlejnská 600/1
198 00 Praha 9-Hloubětín, Czech Republic

T: +420 603 552 743 E: zelenka@designa.cz W: https://designa.com/
Czech Republic

ESTUAR D.O.O

Ustanička 194
11000 Belgrade, Serbia

T: +381 64 650 291 9 E: office@estuar.rs W: https://www.estuar.rs/
Serbia, Bosnia and Hercegovina, Montenegro, Kosovo

eventii A/S

Sverigesgade 2, st. th.
5000 Odense C, Denmark

T: +45 204 780 55 E: info@eventii.dk W: http://eventii.dk/
Denmark

Highlanders Digital SP Z O O

Ul. Zielona 22
43-438 Brenna, Poland

Poland

N. Noulika's Sons CO

P.O. Box 300
5th km Veria - Naousas
59100 Veria, Greece

Greece

Promtec S de RL de CV

C 38A 153 x 27, Col Buenavista
97127 Mérida Yucatán, Mexico

Mexico

SC Assist Expert SRL

Strada Crinilor nr. 16
106100 Sinaia, Romania

Romania

Step-Soft Ltd.

38 Maystor Alexi Rilets Street, fl.3
Sofia, 1618, Bulgaria

T: +3592 971 169 0 E: office@stepsoft.bg W: https://stepsoft.bg/
Bulgaria

Zilion d.o.o.

Mikulic 104
10000 Zagreb, Croatia

T: +385 916 114 179 E: zilion@zilion.hr W: https://www.zilion.hr/
Croatia
拠点一覧

POS

台以上を納品

ゲート

台以上を納品

RFIDスマートカード

枚以上を納品

アクセスウェブショップでの処理件数

件以上

アクセスゲートの通過人数

年間のべ

人以上

アクセスは 世界53カ国で導入

高い安全性、ご要望に応じたカスタマイズ、次世代製品との互換性。スマートな発券およびアクセス管理ソリューションをリードするAxessは、包括的ソリューションをワンストップでご提供します。公共交通機関、スポーツ、レジャー、文化施設におけるチケット販売、利益按分、個人データ登録、アクセス管理チェック、安全なデータ管理はAxessにお任せください。

アクセスの経営理念

独自性とパートナーシップ

アクセスの使命

デジタルな惑星によりスマートなソリューションを

お客様、サプライヤーの皆様、関係者のみなさまと真のパートナーシップを築き、アクセス独自のシステムや製品をお届けすることを理念としています。国際市場における成功の基盤となる強固なパートナーシップと独自の製品で、それぞれのお客様のニーズにおこたえする最適なソリューションをご提供いたします。
アクセスでは、お客様のご要望に応じて、技術面や運営面において最適なソリューションをお届けするため、製品やサービスの拡大に日々励んでいます。そのために、常に新たなテクノロジーに投資するとともに、全社一丸となって革新的なアイデアの創出に向けて取り組んでいます。お客様とパートナーのみなさまに付加価値と新しいビジネスチャンスをお届けし、長期的な目標を達成していただけるようお手伝いいたします。

沿革

創業

チケット発券とアクセスコントロール分野で豊富な経験を持つスペシャリストが持ち株会社マネジメントトラストホールディングAGと協力し、ウィーンでチームアクセスを設立。
チームアクセスは「柔軟なIT」をスローガンに、設立当初から最新の開かれたITシステムと透明性の高いフラットな組織を掲げ、記録的なスピードで業界初となる非接触型チケットによるゲート通過システムと、オラクルのデータベースを基に、POSでの詳細な販売情報などを記録するデータベースを開発。
チームアクセス初の製品となったAX400システムは、スキー客のみなさまには快適さを、スキー場運営者のみなさまには低価格なソリューションを、公共交通機関のみなさまには正確な乗客データを提供。
従来の3本バー式ターンスタイルという常識を覆す2本バー式ターンスタイルゲートをリリース。スキー用具をバーに挟まれることなくゲートの通過を可能にする革命的な商品となった。

複数のスキー場で初の大規模プロジェクト

アールベルク、クリストルム・アーヘンキルフ(以上オーストリア)、レ・ポルト・ドゥ・ソレイユ(フランス・スイス)、セストリエレ(イタリア)、ノレフィエル(ノルウェー)などの名高いスキー場と、登山鉄道のグリュシュ・ダヌサ(スイス)にアクセスのソリューションを導入。
このほか、ハノーバー動物園などスキー関連施設以外でも初めてシステムを採用。

イタリアでの大規模プロジェクト

イタリアのアオスタバレー地域に広がるクールマユール、ピラ、グレッソネイ、グランパラディソ、シャモア、ラトウィール、ラロジエールの各スキー場にアクセスシステムを導入。

レジャー施設や展示会場へ事業範囲を拡大

特許取得済みのAX400ダブルレーンゲートは、従来のターンスタイルゲート1台分のスペースで2レーンを実現、必要に応じて退場ゲートとしても使用可能。スキー場以外では、ライプツィヒ動物園、スイス最大の展示会場であるバーゼルメッセといったレジャー施設や展示会場への導入を拡大。

ISOチップカードを発表
ISO 15693規格のチップカードの販売を開始。標準化された最新のRFID技術を利用し、熱転写による再書き込み可能なスマートカードを実現。従来型の磁気ストライプカードの後継としてスキー場が次々と採用。

フランス最大のスキーリフト運営者と提携

世界最大のスキーリフト運営会社であるカンパニーデザアルプがフランスのラプラーニュ、ティーニュ、レザール、レムニュアール、ルグランマッシフ、シャモニーなどのスキー場にアクセスのソリューションを導入。

スイスのオリンピックリゾート、サンモリッツから大型受注
高級スキー場として名高いサンモリッツがアクセスのシステムを採用。

初のオンラインチケット販売を開始
オーストリアのアールベルクスキー場で、初の消費者向け(B2C)のオンラインチケット販売を開始。このほか、200以上のホテルが参加する事業者向け(B2B)のオンラインチケット販売も開始。

ロシア市場に参入

ロシア市場に参入を果たし、同市場への足がかりを構築。

次世代システムの開発に着手
イタリアのドロミテスーパースキー場から創業以来最大規模の契約を獲得したほか、スウェーデンのノルディックスキー場運営者のスキースターからも受注。全ての製品とサービスをオンラインで注文できるようにするため、お客様との協力の上で、スキーパス、スキーレンタル、スキー学校、宿泊までを網羅するオンラインプロジェクトを開始。次世代AX500システムの開発を開始。
大規模競技場に初導入
2008年のUEFA欧州選手権(ユーロ2008)の開催に向け、サッカーチーム「レッドブルザルツブルク(旧SVオーストリアザルツブルク)」のホームスタジアムにアクセス管理システムを導入、大規模スポーツ施設へも事業範囲を拡大。

初の公共交通機関事業者向けソリューション
ベルゲン(ノルウェー)のケーブルカー「フロイバネン」へのシステム導入で公共交通機関部門に進出。

世界最大のスキーエリアに新スキーパスシステム

パドバ大学スキアヴタ教授の協力のもと、新しいスキーパスシステムの構想を練っていたアルト・アディジェ、トレンティーノ、ベネト地域一帯に広がるドロミテスーパースキー場に対し、アクセスからスキーパスシステムに関する最新プロジェクトを提出。革新的なソリューションを実現をすべく、ドロミテスーパースキー場からプロジェクトを受注。

AX500システムの開発
このころまでに100人体制に拡大していたアクセスはわずか12カ月でAX500スマートゲートシリーズを開発。集中データベースを再設計したほか、同一の形状で、同一のインターフェイスを装備したモジュール構造を実現。また、「フリーハンズフリー(デポジットなしのハンズフリーでゲートを通過)」をスローガンに、これまでとは一線を画すワンウェイスマートカードの販売を開始。各POSおよびリーダーから得たデータは全て外部データセンターで処理。AX500スマートゲート1,500台と、POS300台を結ぶGPRSネットワークを用いて、ドロミテスーパースキー場地域の450のスキーリフトの乗車データのほか、その他全ての販売データを日々正確に滞りなく記録、処理。
本プロジェクトにより、スイス企業家・中小企業研究所(SIFE)の協力賞(Cooperation Award)を受賞。

2006年FIFAワールドカップ最終戦会場向けシステムを受注

アクセスは革新的なテクノロジーでスキー観光業以外にも事業分野を拡大。2006年のサッカーワールドカップ最終戦の開催準備としてスタジアムの更新を行っていたドイツでは、シグナルイドゥナパーク(ドルトムント)、ラインエネルギーシュタディオン(ケルン)、グルンデッヒシュタディオン(ニュルンベルク)、レッドブルアレナ(ライプツィヒ)で、試合の入退場管理にアクセスシステムの導入を決定。アクセスは2006年ワールドカップへの主要設備納入業者3社のうちの1社となった。

米国のジムにゲート400台を導入
米国では、フィットネスチェーン・バリーズがジム用にアクセスのターンスタイルゲート約400台を購入。

公共交通機関にFRIDスキャナーを設置
クラーゲンフルト(オーストリア)では、公共交通機関事業者向けとして初のRFIDシティーカードプロジェクトとなった「FAIBLEプロジェクト」を実施。全ての公共バス(65台)にRFIDスキャナーを設置したほか、湖畔リゾートへのアクセス管理に発券システムを導入。

レジャー施設へのアクセスコントロール導入を加速

レジャー施設やスポーツ施設におけるアクセスコントロールのスペシャリストを目指し、形状や方向にかかわらずあらゆるチケットメディアを読み取ることができる新たな多方向チケットスキャナーを開発。
ルクスエキスポ(ルクセンブルグ)、ブリュッセルエキスポ(ベルギー)、リードメッセザルツブルク(オーストリア)といった展示会場や会議場に発券システムおよびアクセスコントロールシステムを導入。同時に、ザルツブルクやヴィンタートゥール(スイス)の屋外プールやサッカースタジアムのスタッドレンヌサッカークラブ(フランス)、スノーワールド(オランダ)もアクセスのシステムを採用。
このほか、チェコ最大のスキー場シュピンドレルーフムリンもアクセスのシステムを導入。

展示場、スポーツ施設への展開を強化

メッセチューリヒ、オルマメッセザンクトガレ(以上スイス)、フィエラディヴィチェンツァ(イタリア)、ブロンドビスタジアム(デンマーク)といった展示場やスポーツ施設におけるシステム更新を受注。

スキー場向けに料金自動引き落としシステムを確立
スキー場関係では、ピレネー地域の各スキー場(N'PY)で利用できる共通券「クラブ・ノー・スシィ(Club no Souci)」を発行。カードを購入すれば、リフトに直行、利用した分だけスキー客の口座から自動的に料金が引き落とされるシステムを確立。

スポーツスタジアムへの導入を拡大

UEFA欧州選手権2008に向けて、クラーゲンフルト(オーストリア)のヴェルターゼーシュタディオン、チューリッヒのレッツィグルンド・シュタディオン(スイス)、ジュネーブのスタドドジュネーブ(スイス)、ザルツブルクのEMアレーナ(オーストリア)に4カ所のスタジアムにアクセスの最新システムを導入。

特許技術AX500スマートフラップゲートを開発
従来のターンスタイルに代わるフラップ式ゲート(特許取得済)を開発。ユーザーにやさしいフラップゲートは、カスタマーサービスが何よりも重視される米国で伝統のあるユタ州のスキーアルタ、カリフォルニア州のスコーバレーなど数々のスキー場に導入。

事業地域・部門をさらに拡大
ロシアにおいては、ソチオリンピックの開催に向けて会場となったローザ・フートルにアクセスのシステムを導入。一方、オーストリアのモンタフォンスキー場では発券システムを拡張、ボーデン湖遊覧券を組み合わせたチケットの発行が可能に。
中東では、複合娯楽施設ドバイランドにスマートアクセスターミナルを納品したほか、ポルトガルのマデイラ島では、観光ゴンドラ・フンチャルロープウェーにシステムを導入。
ハンブルグメッセへのシステム導入により、ドイツの主要展示場部門への進出を果たす。

会議場部門で大規模プロジェクト2件を完了

磁気ストライプアクセスコントロールシステムを更新し、オンラインチケット販売と組み合わせたサービスの導入を検討していたメッセミュンヘン(ドイツ)からシステム更新を受注。
既存のターンスタイル型ゲート130台に、アクセスのリーダーを搭載してシステムを更新。来場者の大部分がプリント@ホームサービスを利用し、チケットをオンラインで購入。
その他、トリノ、モデナ(イタリア)の会議場、カイロのエルサラムスタジアム(エジプト)、アウグスブルクのインプルス・アレーナ(ドイツ)、ドレスデンのルドルフ・ハルビッヒ・シュタディオン(ドイツ)にもシステムを導入。

海外展開をさらに加速
ニュージーランドの大規模スキー場3カ所(マウントヒュット、リマーカブルズ、コロネットピーク)から新型発券システムとアクセスコントロールシステムを受注。

本社をアニフに移転
事業拡大をつづけるアクセスはアニフに本社を移転、敷地面積は3倍に拡大。

展示場、公共交通機関部門から大型受注

創業から12年で世界50カ国あまりに1万台以上のゲートを導入したアクセスから、AX500シリーズに多機能自動券売機(TVM)が登場。ベネチア(イタリア)のトロンケット島とローマ広場を結ぶ交通手段、「ピープル・ムーバー」に採用。自動運転システムで、チケットは全てTVMで販売、乗車の際はスマートゲートで検札。
メッセ・デュッセルドルフ(ドイツ)からは、ターンスタイルゲート用のバッジプリンターを受注。プリント@ホームでプリントしたチケットを持参すれば、入り口の受付での確認作業をすることなくターンスタイルゲートを通過することが可能に。
このほか、パンポロヴォ(ブルガリア)、ジムブラク(カザフスタン)、コウティ(チェコ)の各スキー場のほか、ボーフムのレヴィルパワーシュタディオン(ドイツ)にもシステムを導入。

AX500システムNGを発表

AX500NG(ネクスト・ジェネレーション)シリーズの生産を開始。Linuxをベースに、腐食に強いアルミニウムを使いデザインを一新したハウジングで、モジュールシステムをさらに拡大。次世代システムをいち早く一括導入したドイツのシェーネック・スキー場では、新方式のチケットシステムを駐車場にも導入、スキー場と駐車場の一体型システムを実現。

米国の大規模スキー場から大型受注
米国のマンモスマウンテンリゾートからAX500スマートゲート約100台と約POS450台を受注。カナダのモンサンソブールリゾートではアクセスのシステムを初めて導入。

競技場へもさらなる導入
2011年に実施されたFIFA女子ワールドカップでは、WWKアレーナ(アウグスブルク)、スタジオンドレスデン(ドレスデン)、レヴィルパワーシュタディオン(ボーフム)の3カ所のサッカースタジアムにアクセスの最新ソリューションが導入された。米国では、ニュージャージー州のレッドブルアレーナにも導入。

ザルツブルクでイノベーションアワードを獲得

スマートフラップ型ゲートが革新的な製品に与えられるザルツブルク商工会議所のイノベーションアワードを受賞。スキーやスノーボード、マウンテンバイクの利用者が従来型のターンスタイルで抱えていた「通りにくさ」という問題をフラップ式でクリア。スムーズにケーブルカーやリフトに乗車することが可能に。利便性を受け、フラップ型がスマートゲート全販売台数に占める割合は50%に急拡大。

管理システムCLICSを発表
オンライン利用可能な管理プログラムCLICSを発表。システム機能のセットアップ、設定や保守が容易。販売やアクセスデータを表示するダッシュボードはモニタリングが可能で、見やすく使いやすい設計。

中国市場に参入
中国市場への進出を果たし、中国初となるスキーパスシステムを密苑雲頂楽園に導入。

欧州市場での拡大
ベルンエクスポ(スイス)、ベロナフィエレ、リミニフィエラ、フィエラポルデノーネ、フィエラミラノ(以上イタリア)にシステムを導入。ソチオリンピックに向けてはバイアスロン会場などにシステムが導入されたほか、ルーマニアのクルージュおよびブカレストのスタジアムにも納品。

2014年ソチオリンピックにシステム納入

ロシアのソチで2014年に開催される冬季オリンピックに向け、システムを納入。ソチのスキー場、アルピカサービスではスキーパスと駐車券を合わせたシステムを実現、40以上のPOSと発券機を納入。

日本市場に参入
日本市場への進出を果たし、菅平高原のパインビークスキー場で日本初となる共通券システムを導入。

チェコ最大のスキー場が設備更新
アクセスのソリューションを導入していたチェコ最大のスキー場シュピンドレルーフ・ムリンが設備更新でAX500スマートゲートを導入。

インターアルペンで試験展示
インスブルックで開催された世界最大のアルペン関連業者向け展示会インターアルペンで、オンラインショップをはじめとする発券システムやチケットおよびアクセス管理の最新ソリューションを展示。会場への入り口にはAX500スマートゲートが設置されたほか、地下駐車場は一体型パーキングシステムに入れ替え。同時期にはサウジアラビアのキングアブドゥルインターナショナルスタジアムにもシステムを納入。

ロシアと日本に支社を開設

市場参入で成功を収めたロシアと日本に支社を設立。海外展開をさらに加速。

スイスとイタリアで大型受注
欧州市場においても複数の大型プロジェクトを受注。アクセス始まって以来、スキー場としては最大規模の顧客となるスイスのユングフラウ鉄道から大規模ソフトウェアプロジェクトを受注、システムを導入。2年間の開発期間が完了すれば、運営施設やサービスに向けた発券ソリューションなど、新たなスキーパスシステムが利用可能に。
初夏には、ヨーロッパでもっとも観光客の多い街のひとつとされるベネツィアで都市交通を担うACTVとの協力により、公共交通機関向けの大型プロジェクトを開始。ラグーン内を結ぶ全ての水上バス乗り場にガントリータイプ(吊り下げ型)のスマートゲートを導入。自動アクセスコントロールを装備した旅客フェリーは初で、水かさが増しても利用可能。

中南米へ進出
8月には中南米初のプロジェクトが完了。敷地面積328ヘクタールに広がる世界最大の食料卸売り市場、メキシコシティのセントラルデアバスト(CEDA)にアクセス管理システムを導入。CEDAの搬出入口に新しいポストと遮断機が設置されたほか、全ての料金支払い所にPOSターミナル、プリンターほか必要なソフトウェアを設置。

日本事業の拡大
日本支社の開設により、鷲ヶ岳スキー場とルスツリゾートにシステムを導入。また、同時期には中国吉林省の松花湖スキー場から設備を受注。

地元でも大規模導入
オーストリアで最も来場者数が多い展示会場メッセウィーンにもアクセスコントロールシステムを導入。

売上高が過去最高に
2014年売上高は創業以来最高の2,400万ユーロを記録。

ロシアと日本に支社を開設

プロフェッショナルなチケット販売に柔軟なソリューションを提供するAxess SMART PRINTERに加え、WEBショップで購入したチケットの受け取りを可能にするAxess PICK-UP BOXが新登場。また、スキー客のみなさまとスキー場様のモバイルコミュニケーションやCRMを可能にするモバイルアプリAxess CONNECTが登場。スキー場を訪れるお客様のロイヤリティを高め、リピーターの確保をお手伝い。さらに、ロッカー、レンタル、スキー教室の利用を便利にする新しいリゾートソリューションのAxess RESORTを発表。

オーストリア、スイス、ドイツ地域で事業拡大
2015年の目玉プロジェクトとなったスイスのユングフラウ鉄道プロジェクトでオーストリア、スイス、ドイツ地域でさらにシェアを拡大。フォアアールベルグ地域のブランドネルタールスキー場がシステムを導入、既存のスキーネットワークの一員に。同地域では新規顧客開拓のほか、既存顧客の発券システム更新も相次いだ。

イタリアでシステム更新
イタリアではシストリエレ、モンテバルドがシステムを最新モデルに更新、予想を上回る売上高を記録。

アジア展開が加速
さらなる国際展開を目指すAxessは2015年、日本のキロロリゾート、サッポロテイネ、ホワイトピアたかす、中国の太舞スキー場にシステムを新規導入。2022年の冬季オリンピック開催国・中国が位置するアジアでの成長は今後も加速する見通し。

その他欧州地域
このほか、スカンジナビア諸国、フランス、アンドラでも事業拡大。アンドラのヴァルノルドスキー場からの大規模受注は納品が完了したほか、新規顧客も開拓。スカンジナビアでは、オルサ・グレンクリット(スウェーデン)、メロケル・スキーセンター(ノルウェー)から新規受注、納品を完了。

北米市場でも新規受注
ユーロ相場が対ドルで好調に推移、積雪も大部分の地域で安定し、北米市場も健闘。アメリカのスノーバードスキーリゾート、カナダのオケモスキー場およびオリンピックの開催地としても知られるウィンスポーツカルガリーの計3つのスキー場からの新規受注で市場が拡大。

ロシアCIS東欧市場にも新たな動き
ルーマニアのシナイアスキー場のシステム更新のほか、カザフスタンのコク・トベスキー場(アルマトィ)からプロジェクトを受注。

新規顧客の獲得で、売上高記録をさらに更新

現在までに、世界50カ国以上に11,000台のPOSと18,000台のスマートゲートを導入しているAxess。ソフトウェア分野では、近々リリース予定の製品が続々と開発中。チケット販売枚数は積雪量に恵まれ、大幅に増加。主にスカンジナビア(56.7%)、北米(48.4%)の増収が寄与し、売上高は過去最高を更新。

フィンランド子会社が始動
ノルウェーではヴァリングスコレン・アルピンセンターから新規受注、スウェーデンではグレンクリッツグループから追加受注。この2つのプロジェクトは、Axess初のエストニアでのプロジェクト、アールムスリクとともに、新たにフィンランドで設立された子会社、TeamAxess Finland Oyが運営。今後、既存顧客の満足度をさらに高めるとともに、拡大戦略の一翼を担うことが期待される。
国際市場も好調
アメリカではマウンテン・クリーク、スマグラーズ・ノッチ、ワチュセット・マウンテンの3カ所の新規顧客の獲得で市場シェアをさらに拡大。ロッカーおよびレンタル管理など新しいソフトウェアが今後の業績を牽引していく見通し。一方、ロシア東欧地域は29.7%拡大。多くの既存顧客からの追加受注のほか、オストラヴァ・ヴィトコヴィツェ(チェコ)、ホテル・チェルクノ(スロベニア)、ロサ・フトル(ロシア)といった新規顧客も開拓。フランス市場も増収。国際戦略のさらなる拡大の一環として、トルコのエルツルムとサリカミス、チリのヴァレ・ネヴァド、ラ・パルヴァ、コッラルコに新たにシステムを導入。
2015年はAxess PICK UP BOXや、Axess CONTROLLERおよびAxess SCANNERなどハードウェア開発に力を入れた一方、2016年にはソフトウェア分野でも引き続き開発が進み、Axess Resortソリューションを始動。Axess RESORTソリューションの第一弾となるAxess RESORT.LOCKER(ロッカー管理システム)をリリース。このほか、レンタル予約システムのRESORT RENTALと、高い技能を持ったインストラクターを予約できるスキー教室予約システムのRESORT.SKISCHOOLも開発。また、お客様のスマートフォンにスキー場のあらゆる情報やキャンペーンなどを直接お届けするスマホアプリAxess CONNECT.APPは、リフト券の予約などのほか、ソーシャルメディアとの連携でCRMツールとしても真価を発揮。

Axess Americas(北米)、 Axess China(中国)、 Team Axess Turkey(トルコ)を設立 先駆的Resort Solutions 4.0のラインナップを拡大

2017年度も売上高は予測を上回り、対前年比30%増の4,000万ユーロを達成。総従業員数は、ザルツブルグ本社、インスブルック工場、そして世界各国の15の支社を含め250名に増加。インスブルック工場では、拡張に伴い製造体制が3交代制へ。

ソフトウェア部門では、スキー用具のレンタルを可能にするAxess RESORT.RENTALと、リゾートをスマートに管理し、状況をリアルタイムに分析するインテリジェントなビジネスソリューションAxess BI DASHBOARDがリゾート向けソリューションのAxess RESORTに加わり、大きな節目に。インスブルックで開催される世界最大のスキー見本市「インターアルピン」でRESORT SOLUTIONS 4.0の全製品ラインナップが初公開されると、その包括的なソリューションに世界中から熱い視線が注がれた。一方、ハードウェア部門では、Axess CONTROLLER 600とAxess SMART SCANNER 600の市場投入という画期的な出来事が。設立間もない頃からのお客様であるドロミテスーパースキーはすぐに新型ハードウェアへの切り替えを行ったほか、イタリアのパガネッラとサッパダからも受注。パチェルコフェルバーン、ロシュッテゼーフェルト、ゼンメリング(オーストリア)、プラ・ルー、ヴァル・ダロ(フランス)、マルプロム(スロヴェニア)には初めて製品を納入。スカンジナビアでは、ヤイロ、ハフィエル・クビトフィエルスキーエリアが増収に貢献、北米ではコッパー・マウンテン、シュガーブッシュ、ガンストック・マウンテンとマウントサナピーを獲得したほか、成長著しい中国と日本でもアルツ磐梯、神立高原、峰山高原、北大湖スキー場などといった新規顧客を獲得。

このほか、ザルツブルグAGの観光部門、メッセ・フリードリッヒスハーフェン(ドイツ)、パルチザン・ベオグラード・スタジアム(セルビア)、ドーハ・フェスティバル(カタール)、クライストチャーチ・アドベンチャーパーク(ニュージーランド)からシステムを受注し、スキー場以外の4部門(交通機関、展示会場、スタジアム、テーマパーク)においても大幅な躍進を示した。世界的エンターテインメント・アミューズメント施設団体のIAAPAがシンガポールで開催したアジア・アトラクションエキスポ2017では、Axessのソリューションがテーマパークエリアで展示され、こうした巨大マーケットでの事業拡大を示唆するような好評価を得た。また、韓国のピョンチャンで開催された冬季オリンピックでは、オーストリアハウスの認証および発券管理システムを受注、大規模なイベントにもソリューションを提供できることを証明。

好調なアメリカ大陸、アジアが20%の伸び、全体で220万ユーロの増収

1998年にザルツブルグで設立され、順調に事業を拡大してきたAxess AG。今年度(2月末決算)の売上高は4,220万ユーロと、過去最高を更新しました。国外市場では、 好調だったアメリカ大陸およびアジアが20%の伸びを示しました。スキー場向UHFアンテナゲートや、ソフトウェアの新規投入により、世界各国で様々なプロジェクトが実施されました。

今回の決算は、グローバル市場でたゆみない成長を示すAxess AGの戦略が正しい方向に向かい、さらなる成功をもたらすことを示した形です。北米では、ロサンゼルスとボストンの両事務所に加え、ユタ州パークシティの販売パートナーを子会社化してAxess Americas. Inc.を設立。増員も下支えし、米国市場は好調でした。Axess RESORT.SOLUTIONSのラインナップ拡充と、新たに開発したUHFアンテナにより、キリントンおよびサイプレスの両スキー場に新たにシステムを導入しました。現在、北米では米国およびカナダで33カ所、南米ではチリとアルゼンチンの4カ所のスキー場にAxessの製品が導入されています。

中国においては、長年のパートナーを子会社化し、Axess (Beijing) Technology Co., LTDを設立、北京と上海に事務所を開設しました。魯能スキー場および骊山スキー場に包括的リゾートソリューションを、崇礼スキー場には共通券を導入しました。なお、崇礼スキー場は2022年冬季オリンピックの会場にも指定されており、Axessにとって最重要プロジェクトの一つです。一方、日本では、星野リゾートトマムおよびカムイスキーリンクスへの導入で北海道市場をさらに開拓、導入箇所は14カ所となりました。

革新的なアクセス管理システム、発券ソリューションおよび各種サービスを5つの事業分野全てに対して提供し続けることにより、Axess AGは成長、雇用、成功を実現してきました。それらを可能にした2018/19年度の重要プロジェクトの一例をご紹介します。

スキー場
キリントン(米国)、サイプレスマウンテン(カナダ)、イェレンナーバーン(ドイツ)、アベトーネ(イタリア)、星野リゾートトマム(日本)、カムイスキーリンクス(日本)、コッロ・カストル(アルゼンチン)、ナルヴィクフェレット(ノルウェー)、アミルソイ(ウズベキスタン)

スタジアム
フォルトゥナ・シッタート(オランダ)、プリスティナ(コソボ)

観光分野
ウルリクスバーネン(ノルウェー)、シャーフベルグバーン(オースリア)、ヴォルフガングゼーシフファート(オーストリア)、ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)

Axess AGは、過去20年間に1,500社あまりのお客様にシステム導入をおこなってきました。導入時からAxessととも歩んでいただいたお客様は、今日では最新のハードウェアとソフトウェアを駆使して、最適化された来場者管理を行っています。ハードウェアサプライヤーだったAxess AGは、それに見合ったソフトウェアを提供することで、来場者管理のプロセスを最適化するパートナーへと進化を遂げました。

今後の発展に関して、Axessの企業理念は、お客様や技術とならんで、従業員を非常に大切にしています。Axessは、ザルツブルグやチロル地方のハイテク部門における雇用を支える面でも重要な役割を果たすようになってきています。ザルツブルク・アニフの本社には、ハードウェアおよびソフトウェアの開発部門のほか、営業、財務、マーケティング部門もおかれており、今後数年はこの体制で業務を進めていく計画です。また、チケットを含む全ての製品はインスブルックの工場で一貫製造しています。「メイド・イン・オーストリア」の品質を世界にお届けするため、オーストリア国内の185人をはじめ、全世界280人の従業員が一丸となり、たゆまぬ努力を重ねています。

A spectacular year for Axess: absolute peak reached with over 50 million sales and 18.9 % growth

With 62 new customer projects, the past fiscal year was the most successful in the company's history. Sensational growth was achieved in the USA, Japan and Russia, but Europe's DACH region also grew significantly. Even Covid-19 cannot detract from this success, several major projects have already been completed for the new financial year in times of a pandemic.
The world of Axess is spinning fast. Always on the pulse of time and hand in hand with its customers, it succeeds in bringing innovations quickly to the market. “The success speaks for the strategy of the company", Oliver Suter, CSO and member of the board summarizes. The North American region, including the USA and Canada, was a disproportionately high growth market. In this market, the already high sales of 2018/19 were increased by more than 70%. As in the previous year, many new customers were acquired, such as the ski resorts of Deer Valley, Mount Rose, Mount Seymour, Whiteface, Gore Mountain, Sierra at Tahoe, or the Wisp and Wintergreen areas, which belong to the Pacific Group. Particularly pleasing was the new contract for the two ski areas Big Sky and Loon, which belong to the Boyne Group, one of the largest operators of ski areas in the world. This group mainly relies on UHF transponders in their resorts, which are now complemented by the newly developed UHF Gates and the corresponding UHF Smart Cards from Axess. In addition to the already very successfully placed resort software solution, the UHF access system, which has now been brought to commercial maturity, brings further future growth potential. In order to optimize the US stadia market, a separate subsidiary, Axess Americas Events Inc. was founded in 2019. A dedicated team has been working intensively on stadia and arenas in America since December. A new subsidiary was also founded in Kazakhstan, Australia and on the east coast of the USA. The Spanish and Andorra markets, formerly sales territory of the French subsidiary, were served for the first time in the past fiscal year by the newly established Axess Ibérica subsidiary in Zaragoza. As an initial success, a million-euro project in the ski sector was implemented here with the state transport company Ferrocarrils de la Generalitat de Catalunya.

Sales also increased in Asia, with encouraging developments in the two most important markets of Japan and China. In Japan, the year-on-year increase was the largest of all countries, at over 100%. As in North America, numerous new projects were realized, such as the Appi Kogen, Takasu Snow Park, Dynaland and Hirugano Kogen ski resorts. An important customer has also been won outside the ski business with the renowned Kyoto Museum. In China, an important cooperation agreement was concluded with the Bank of China in view of the 2022 Winter Olympics, and a first major project has already been implemented. The leading position in the leisure market was further expanded with the completion of the Auto Museum project in Shanghai.

The CEE region as well as Russia continued to develop positively despite significant increases in sales in the previous year and were able to raise the high sales of the previous year. In these markets, non-ski areas such as stadia and trade fairs also set positive accents. In Russia, Ekaterinburg Expo - one of the most important exhibition locations in Central Asia - was equipped with a visitor management system. In the business segment stadia, the National Stadium Bucharest in Romania was upgraded to the latest system status and thus made fit for the upcoming European Soccer Championship. Turkey also developed positively with the new ski projects Kartepe and Kartalkaya.

Growth was also achieved in France. As a result, the sales record of the previous year was increased. In addition to new customers in the ski segment such as Prat Peyrot, the leisure segment with swimming pools and museums was also further expanded. The aerospace museum Musée de L'Air et de L'Espace in Paris, for example, has opted for the Axess system.

The development in the DACH region was equally pleasing. Due to the high number of existing customers, modernizations were realized in numerous projects and the ticket business was further increased. In addition, other new customers such as Axamer Lizum have been added.

Product lines are constantly growing and adapting to customer requirements. The software and hardware development makes this possible; the own factory in Innsbruck produces top quality products “Made in Austria". “Having the development department inhouse is an essential factor in our success. This is the only way we can respond quickly to new market requirements and offer appropriate products in a timely manner", says Christian Windhager, CTO and member of the board of Axess AG about the secret of the company's success. Thus, sales increased continuously, each year could be recorded as a success over the previous one. The 2019/20 financial year is also a good example of this, with sales of € 50.17 million and a profit of more than 9%, it is the best year in the company's history. 18.9% increase in sales compared to the previous year and a high equity ratio as well as over 300 employees form a solid foundation for the future.

The fact that the company is standing on solid ground is also reflected in times of the Covid-19 pandemic. Despite restrictions indirect customer support and acquisition, the project volume already exceeds the figures of the previous year! The company was able to convert all employees to remote work from home and production at the plant could be maintained. “We didn’t have to register a single employee for short-time work", remarks Oliver Suter proudly. “The plant in Innsbruck produces under the new safety regulations and thus guarantees customers the promised delivery dates. All other employees work productively from home. We were even able to win several important projects from our home office.”

Around 3 billion transactions were done via Axess systems, more than 28 million RFID smart cards, meaning admission tickets or ski tickets, were produced in 2019. Just as many access systems. Last year, 62 new customer projects were added, including ski resorts, stadia, exhibition centers, theme parks or excursion railways and tourist attractions. Axess AG is now represented worldwide by 20 subsidiaries, which serve a total of 53 countries. More than 300 employees meet the high expectations of international customers every day. “They will all guarantee that a gratifying growth will continue in future years. The prerequisites for this are absolutely given and strengthen the management of the company in its strategic orientation", Christian Windhager emphasizes in conclusion.

€ 2 million more in sales despite pandemic: Axess continues on its path of growth despite difficult times

With € 52.1 million in overall sales, success kept climbing in the last financial year. Even Covid-19 wasn’t enough to spoil the company’s growth; several major projects were completed during the pandemic, and three business areas were further developed. Unavoidable digitization in many areas accelerated projects, and new technologies stimulated demand.

While a company can be proud of its success during a global economic crisis, we also need to look back at the mark this time has left on the world. By dynamically adjusting to the new market conditions, Axess was able to quickly gain momentum after the first lockdown. The urgency for digitization resulted in many projects in the leisure and trade fair sectors. Restrictions that limited numbers of visitors and required spectator checks called for new solutions. “The success of the past year is a testament to how adaptable the company is, as well as to having the right strategy in times of crisis,” explains Oliver Suter, Board Member and CSO of the company. “By staying on the cutting edge and working hand-in-hand with our customers, we were able to quickly bring innovations to the market.” This is confirmed by the company’s € 52.1 million in sales with an EBITDA of € 15.2 million.
This year saw growth in the stadium, theme park and trade fair sectors. The foundation of Axess Americas Events Inc., which targets stadiums and arenas in the United States, brought numerous new projects. Well-known stadiums such as the LAFC’s Bank of California Stadium, the Alamodome in San Antonio, the Anaheim Ducks’ Honda Center, the Seattle Seahawks’ Lumen Field, the Seattle Mariners’ T-Mobile Park, and world-famous Yankee Stadium were all completely re-equipped with Axess access systems. The AX500 Smart Post NG was specially equipped for the US market with NFC technology, given WIFI and a battery, and mounted on a mobile pallet. It can be used anywhere and placed flexibly, regardless of cabling or the power supply.
Developments in the European trade fair market include software products that allow visitor flow to be regulated. Online registration and online ticket sales are must-haves for the future. Axess’ USP here is the ability to control everything from a single data center. New developments can easily be integrated into an existing system. Numerous trade fair halls and exhibition centers took the lockdown as an opportunity to invest in and upgrade their venues with new technology. The third major area of growth was the leisure industry. Theme parks, museums, zoos and other entertainment facilities needed systems that could regulate the number of visitors, whether in the park itself or to an individual attraction. Digitization has also made a major contribution to growth here.
The North America region, including the USA and Canada, was busy implementing projects won the previous year, and was also able to secure new projects. Mount St. Louis Moonstone, Calabogie Peaks Resort, Hilltop, Saddleback and Sugar Bowl ski areas now use Axess systems. The same goes for the Sunday River and Sugarloaf resorts of the Boyne Group, one of the largest ski resort operators in the world. In addition to the successful resort software solutions, the UHF access system has now reached commercial maturity and brings additional growth potential.
The German-speaking DACH area (Germany, Austria and Switzerland) increased the previous year’s already high sales by 5.1%. Austria was especially noteworthy, with an increase of 41.8% on the previous year. In addition to serving the existing customer base, many new small and mid-sized projects were completed. A pilot phase with Bluetooth low energy access, which converts smartphones into tickets, has started in twelve well-known ski areas. Projects in the non-ski sector include the Messe Dornbirn trade fair center, the “Gesellschaft für Handwerksmessen”, the Spanish Riding School in Vienna, the Bayerische Seenschifffahrt and the Eisriesenwelt Werfen. Modules developed for ski customers, such as bookings or food and beverages, have also been successfully put into use in other areas of the leisure sector.
The new subsidiaries in Australia and Spain lived up to expectations and will make a strong contribution to growth in the coming financial year. Spain has already doubled sales with its second major project, Telesquis De La Tossa De Alp. Japan and China saw no growth due to the difficult situation during the pandemic, with severe supply conditions and cautious investment dominating these markets. France also saw sharp decline. This was caused partly by local elections, the reason why no major new orders were awarded in 2020, and also because the fall in ticket sales was much more significant than in other regions due to the complete closure of French ski areas as a result of the pandemic. Nevertheless, new customers, for example the Chamrousse ski area, were also acquired.
Sales in the CEE region increased by 7.3% compared to the previous year, with Serbia and Kazakhstan showing the strongest growth. Serbia’s largest ski resort, Kopaonik, was set up with Axess equipment, as was the world’s longest gondola – the Gold Gondola in the Tornik ski resort. In Kazakhstan, the Oi Quaragai ski resort was acquired through the company’s Russian subsidiary. The Czech Republic also saw high sales and acquired new ski customer Kralicak.
“Investment in research and development was at a record high at 12% of sales, or an increase of € 970,000 compared to the previous year. In the past year, we expanded our portfolio of products to include further digital solutions, and tested technologies for the future,” explains Christian Windhager, Board Member and CTO of the company. To advance further developments even more intensively, Daniel Wakounig has strengthened the team, joining as Head of Software and Hardware Development and authorized signatory from April 2020. His expertise in e-commerce will lead to many new products and solutions for the future. Lars Wolf, long-time CFO of the company, was promoted to Board Member in 2021. He will keep the company focused on its path of success.
The company is on solid ground – a fact that has been proven during the Covid-19 pandemic. With a healthy dose of respect, Axess is looking ahead to the new year. Despite growth and ongoing digitization, it is not yet clear when business will return to normal.

2021年度も引き続き好決算、売上高は過去最高の6010万ユーロを記録

当社の2021年度売上高は、コロナ禍にも関わらず前年度を上回る6010万ユーロとなりました。多くの地域でデジタル化がプロジェクトを加速、新しい技術が需要を促進した結果、15.4%の増収となりました。
常にお客様と共に最先端を走り続けるアクセスAGは、新たな製品やソリューションを急ピッチで生み出し、市場に送り出しています。オリバー・スーターCSO兼取締役は会社の好業績がその戦略を物語っているとした上で、「世界的な経済危機の中、自社の業績が好調だと言えることを誇りに思います。しかも、国の補助金を申請するもことなく、短縮労働も一切実施せずにこれを成し遂げたのですから。」と述べています。
デジタル化の流れにより、レジャーや展示会などの分野で数多くのプロジェクトが実現しました。来場者数の制限や事前登録といった時代の要請により新たなソリューションへのニーズが高まった結果、売上高は6010万ユーロに拡大、53か国で13,000件の導入が実現し、従業員数は約360人に増加しました。これに関し、クリスティアン・ヴィントハーガーCEO兼取締役は、「昨年度の好業績により、危機の際の当社の適応力の高さや、決断の正しさが示されました。」と説明しています。
スキー事業では、世界各国でセルフ発券端末およびオンライン発券ソリューションへのシステム更新が進み、増収につながりました。好調さを示したのは、アクセスウェブショップまたはアクセスチケットフレーム600とアクセスピックアップボックス600の組み合わせによる新たなセルフ発券ソリューションです。すでに開発中のeコマース製品には今年度さらに機能が追加されています。また、引き続き開発を進めているスマートフォンがチケットになるBluetoothシステムに対しては、需要が高まりつつあります。
施設への入場時に新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の提示が広く求められたことも、当社のスキー事業にポジティブに影響しました。売上高はスカンジナビア諸国が36.6%増、ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス)がほぼ横ばい、フランス、スペイン、イタリアがコロナ禍での施設閉鎖を受け減収となりました。中国では売上高が3倍に増加、日本では慎重な投資姿勢を背景としつつも複数の小規模プロジェクトを実施、中東欧地域では既存顧客のプロジェクトや、クラスナヤ・ポリャーナにおける新規プロジェクトなどが際立ちました。オーストラリアおよびニュージーランドでは現地法人設立後初のプロジェクトが複数実施されました。アメリカ市場ではスキー関連プロジェクトが40件強に急増し、54.8%の増収となりました。
スタジアム事業では、新規プロジェクト数が米国で驚異的な伸びを示しました。ハードウェアの納品が障害となったものの、マイアミ・ドルフィンズ、デンバー・ブロンコス、ニューヨーク・ヤンキースをはじめとする主要スタジアムで25件のプロジェクトが実施されました。このほか、フィンランドで新たに建設されたノキア・アリーナやドイツ・ブンデスリーガのFCフライブルグのスタジアムにも当社の入退場管理システムが導入されました。
欧州の展示会事業では、新たな来場者管理ソフトウェアが増収に寄与しました。もはや必須となりつつあるオンライン登録やオンライン発券、さらに当社システムの特長である一元管理が評価され、GHM(ドイツ)、フィッシュ・インターナショナル(ドイツ)、エルミア(スウェーデン)、メッセ・ドルンビルン(オーストリア)、メッセ・ツェントルム・ザルツブルグ(オーストリア)など多くの展示会場がコロナ禍における閉鎖期間中に資金を投じ設備更新を行いました。
レジャー事業では、入場券や個別アトラクションチのケット確認に対するデジタル化需要が大きく寄与し、ザルツブルグ大聖堂(オーストリア)、レゴランドウォーターパーク(イタリア)、アッター湖水浴場(オーストリア)などに当社システムが導入されました。レジャー事業における集中的な取り組みにより、特に今年度はさらなる成長が見込まれています。欧州では厳格な個人情報保護規制から、中国市場ではスタンダードとなっている顔認証技術を応用した入退場管理システムの導入は困難なものの、新たな展開が見込まれています。アラブ首長国連邦アブダビのヤス島では顔認証技術が当社の入退場管理システムに組み込まれ、顔認証決済が利用されています。
ダニエル・ヴァクーニッヒCTO兼取締役は昨年度について、「様々なデジタルソリューションが追加され当社の製品ポートフォリオが着実に拡大したほか、新たな技術テストが実施されました。」と述べています。今後も同氏のeコマースに関する専門知識を生かした多くの新製品やソリューションの開発が見込まれています。新年度も「上昇あるのみ」という当社のモットーを掲げて事業展開を行ってまいります。

役員紹介

クリスチャン・ヴィントハーガー

取締役兼CEO(最高経営責任者)

ミヒャエル・ラッポルド

CFO(最高財務責任者)

オリバー・ズーター

取締役兼CSO(最高営業責任者)

クラウディア・コペツキー

CMO(最高マーケティング責任者)

ダニエル・ヴァクーニヒ

取締役兼CTO(最高技術責任者)

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