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16.12.2024

ミュンヘンで味わう波乗りの快感

海に面していないドイツのバイエルンでサーフィンを楽しめることはご存じでしょうか。ミュンヘン近郊のハルベルクモースに今夏、透き通った最高の波を体験できる欧州最大のウェイブプール「O2 SURFTOWN MUC」が新たに開業しました。バイエルンに本場のサーフィンを届けるというこのエキサイティングなプロジェクトにおいて、アクセスは来場者と現場スタッフの双方にスムーズなプロセスを約束するカスタム仕様の来場者管理システムを導入しました。

 

ミュンヘンで味わうハワイアンテイスト

海から遠く離れた南ドイツにサーファー待望のパラダイスが誕生し、お気に入りのスポーツを近場で楽しめる―2022年の着工以来、サーフ界で大きな注目を集めているO2 SURFTOWN MUC(以下、サーフタウン)が今年夏、ミュンヘンで開業しました。大勢のファンが心待ちにしていたこの大型ウェイブプールでは、最大60人のサーファーが同時にサーフィンを楽しむことができます。1日あたり1万回打ち寄せる波のサイズは0.3mから2.5mで、ポイントブレイク、Aフレーム、チューブ、ウェッジと、さまざまな波を堪能できます。一方、サーフタウンは持続可能性も重視しています。電力はほぼ100%地元の再生可能エネルギーで賄われ、使用される水は特殊設計のシステムで処理された地下水です。アクセスは、サーフタウンが提供する絶好のサーフ体験に匹敵するスムーズな予約プロセスを提供すべく、施設のニーズとサーフコミュニティーのライフスタイルを徹底的に分析し、包括的なカスタムシステムソリューションを開発しました。

課題をクリア

アクセスのプロジェクトマネージャー、ステファン・クランベルガーとマリオ・ピルツは、サーフタウンのゴールは野心的なものだったと口をそろえます。それは、オンラインチケット販売サイト、チケット売り場、入場ゲート、レンタル用具やレッスンの予約、フード、駐車場といった、来場者が利用する可能性のあるサービスを全て一社に任せる、というものでした。しかし、すでにオーストラリアのメルボルンとシドニーにあるアーバンサーフに信頼性の高い来場者管理システムを導入していたアクセスにとって、これは歓迎すべきチャレンジでした。

アクセスのプロジェクトマネージャー、ステファン・クランベルガーとマリオ・ピルツは、サーフタウンのゴールは野心的なものだったと口をそろえます。それは、オンラインチケット販売サイト、チケット売り場、入場ゲート、レンタル用具やレッスンの予約、フード、駐車場といった、来場者が利用する可能性のあるサービスを全て一社に任せる、というものでした。しかし、すでにオーストラリアのメルボルンとシドニーにあるアーバンサーフに信頼性の高い来場者管理システムを導入していたアクセスにとって、これは歓迎すべきチャレンジでした。

カスタムシステムソリューション

サーフタウンの予約サイトは1年を待たずしてリリースされました。アクセスのレジャー事業部長、クリスティアン・ミュラーは「サーフタウン様には当社のシステムソリューションを安心してご利用いただいています。このシステムでは、異なるソフトウェアから送信される全てのデータを1つのデータベースで解析、保守が可能です」と述べています。サーフタウンでは現在、最高の波に乗るように簡単かつスムーズにさまざまなサービスを予約していただけます。このプロジェクトによりアクセスは、欧州のサーフィン市場に参入し、日々の施設運営を支える包括的システムを確立しました。

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