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16.05.2025

万人が年間を通してスポーツに励むSAPガーデン

ミュンヘンのオリンピックパーク内に位置するSAPガーデンは、ドイツにおける最新の多目的アリーナで、トップスポーツや公式スポーツ大会のランドマークとなっています。2024年の開業以来、そのユニークな建築と幅広い用途で、ミュンヘンのスポーツ界をおおいに盛り立てています。


プロ、アマを問わず万人に門戸を開く多目的アリーナ

SAPガーデンは、最新のスポーツアリーナであるというだけでなく、プロ、アマを問わずさまざまなゲームが開催される多目的会場でもあります。最大11,500人を収容できるこのアリーナは、アイスホッケーのEHCレッドブル・ミュンヘンと、バスケットボールスターのFCバイエルン・ミュンヘンの本拠地で、現在、ドイツ国内における最高のアリーナと評されています。自由度の高い座席システムにより、イベントに合わせて収容人数の調整が可能で、手に汗握るホッケーやバスケットボールゲームから、さまざまな大規模イベントまで、それぞれの特長を最大限に生かす会場設営が可能です。アリーナの門戸はアマチュアにも開かれており、3つのアイスリンクでは、プロスポーツ選手だけでなく、一般の人々が心身のリフレッシュのためにスケートを楽しむことができます。また、ミュンヘンの公立学校が体育の授業に使用するための特別枠が設けられています。このほか、アイスディスコ、大人向けのアイスダンスとフィギュアスケート、ラケットスケート、インクルーシブ(包摂)アイススケートが一般に開放されています。SAPガーデンはインクルージョンを重視しており、すべての人々がアクティブにスポーツを楽しむことを奨励しています。

チケット販売と入退場管理の革命

SAPガーデンは当初より、運営を円滑化し、来場者体験の向上を図る先進テクノロジーを優先事項と捉えていました。これを踏まえ、アリーナには透明フラップが取り付けられたアクセスの最先端入退場ゲートアクセススマートターミナル600が設置されました。SAPのチケット販売システムやチケットマスターなどの革新的なチケット販売システムとスムーズに連携しており、確実なチケット確認で不正を最小限に抑制しつつ、安全でスムーズな入場を実現します。同時に、性能の高さにより、安全性の向上、オペレーションの円滑化、待ち時間の大幅な短縮に寄与しています。

SAPガーデンのオリバー・ヴェスプ社長は、「SAPガーデンには、信頼性が高く、効率的で、長期的な成功に貢献する入退場管理システムが必要でした。革新的なテクノロジーを駆使したアクセスのすばらしいソリューションは、チケット販売システムとスムーズに連携しています。プロジェクト期間全体にわたりアクセスが提供してくれた豊富な知見とサポートにより、非常にスムーズにゲートを導入することができました。おかげさまで、来場者のみなさまには安全かつスムーズに入場していただいています」と述べました。

来場者体験の向上

フラップタイプのアクセススマートターミナル600が実現する入場の自動化により、入口に配置するスタッフ数を削減できると同時に、お客様のお迎えやご案内など、おもてなしを主軸としたお客様サービスへの注力が可能になります。一方、トレーニングホールの入口に設置されたAX500スマートゲート次世代は、読み取り部分にチケットのQRコードやNFCチケットをかざすだけで、スムーズな入場を実現します。このほか、チケット確認には持ち運び可能なアクセスハンドヘルドや、移動式AX500スマートポスト次世代も利用されています。アクセスの製品の多くはモジュール式で、設置方法、アンテナ、読み取り機の自由な組み合わせが可能です。また、駐車場においてもアクセスの製品が活躍しています。地下駐車場に設置されたアクセスパーキングの遮断バーの開放速度はわずか1.3秒で、多くの車両のスムーズな入出場をお約束します。

高稼働率アリーナで効率的な入場を実現

多目的アリーナであるSAPガーデンは、リソースの有効活用により高い稼働率を誇ります。アイスホッケーやバスケットボールの試合からリクリエーションスポーツまで、多種多様なイベントが開催されるSAPガーデンの稼働日数は、年間120日間にのぼります。

運営の円滑化とイベント体験全般の向上に寄与するアクセスの効率的な入退場管理システムが、最先端のアリーナを支えています。

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