長足の進歩を遂げる中国のスキーリゾート

中国では現在、ウィンタースポーツ産業の発展を目的とした様々な取り組みが行われています。多くのスキー場が最新設備の導入を進める中、その先頭に立つ長白山国際リゾートの事例をご紹介します。
中国東北部吉林省に位置する長白山国際リゾートは、大連万達グループが運営する中国有数の冬のリゾートです。43のスロープ、30キロメートルのコースが展開する約7平方キロメートルのエリアには、リフト7基、宿泊施設11棟のほか、センターハウスやスキー教室、レストラン、子ども向けスキー施設など、快適な余暇を約束する施設が充実しています。
最高水準のスキーリゾート
2012年12月の開業以来、長白山国際リゾートはすでに数回にわたり最先端設備への切り替えを行っています。開業当初から導入されているアクセスの高性能ハードウェアとソフトウェアはその後も次々に更新を重ねています。こうした中、2022年の冬季オリンピックを前に、中国銀行との提携により、リフト券の発券や各種サービスへのお申し込み、リフト乗車管理、その他のソリューションを組み合わせた包括的なシステムが導入されました。
システム連携でシームレスなサービス
長白山国際リゾートのプロジェクトでは、アクセス北京と中国銀行の技術を融合させた独自のソリューションが開発されました。スキーと宿泊のデータ交換システムによる共通化で、宿泊予約の際にリフト券やレンタル用品のレセプションでの受け取りを申し込めるようになりました。これにより、チェックインの際にリフト券が発行されるほか、事前に申し込んだレンタルスキーの受け取りや各種サービスの利用をワンストップで行えます。なお、スキーシステムと宿泊システム間の情報共有により、発行されるリフト券はゲストの氏名が入った記名式となります。
非接触顔認証
顔写真登録を行うリフト券に関しては、リフト乗り場に設置されたゲートを顔認証により非接触通過が可能です。さらに、システムはWeChatミニプログラムや中国銀行のスポーツゾーンモールに連動しており、小売りなどでも利便性の高いサービスの提供が可能です。








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