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29.01.2016

南米にシステムを初導入

来シーズンに向け、チリでの名高いスキー場3カ所にシステムを導入。南米に初進出を果たしました。

アクセスは、チリで最も高級なスキー場として知られるバレネバド、ラパルバ、コラルコに、今シーズンに向けて革新的なアクセス管理システムを導入し、南米市場への進出を果たしました。夏には最も高い場所に設置されているスマートゲートがチリに出現します。

北半球の人々が夏休みや海を頭に思い描いているとき、南半球のチリではゆっくりと冬の足音が聞こえてきます。500万人が冬支度に忙しい首都サンティアゴでは、店先にスキー用具が並び始めます。

サンティアゴから険しい山道を行くこと車で1時間。そこには、もっとも高いところで3,670メートルにも達するバーレネバドとラパルバというスキー場があります。標高ではバレネバドは世界18位、ラパルバは24位で、すばらしい雪質とゲレンデが特長です。両スキー場のチケットの読み取り用にはスマートゲートの代わりにモバイル型ハンドヘルドを導入、これで検札を行います。また、検札に万全を期するために、レーンコントロールモニターとカメラも設置します。

サンティアゴから車で南に7時間、高さ2,000メートルの地点に位置するコラルコスキー場では、火山の山肌に積もったパウダースノーを滑り降りるという、他では味わえないスキー体験を経験していただけます。

アクセスは3カ所のスキー場からそれぞれ発券システムとアクセス管理システムを受注、南米事業拡大への足がかりを築きました。スキー場には、フロア設置型と吊り下げ型のスマートゲート、POSシステム、発券機システムの導入が予定されています。

このほか、既存のウエブショップに合わせたインターフェイスや、チリの会計制度に基づく会計システム、それぞれのスキー場の所有形態に応じた利益按分システムも導入します。そのほか、それぞれの地域の実情に合わせて開発中の新しいソフトウェア製品も追って導入される予定です。

アクセス管理はヨーロッパだけではなく、チリでも大きな課題です。アクセスは、フラップ式のスマートゲートのほか、これを駐車場管理と一体化させたソリューションをご提供します。

アクセスのソリューションは、基本システムを導入すれば、その後お客様それぞれのニーズに合わせて様々な料金体系や設定をしていただけます。また、それぞれの設備はモジュール構造で、柔軟に組み合わせが可能です。さらに、AX500データセンターと合わせて柔軟にシステム制御を行っていただけます。さらに、世界中に派遣されるスタッフによるサポート体制も万全です。チリでのプロジェクトに関しても、初期段階からアクセスのスタップがほぼ常駐しています。

チリで雪がとけ始めるころ、ヨーロッパには初雪の季節がやってきます。北半球ではスキーシーズンが幕開けです。

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