ブリストル・ローヴァーズが新たなフェーズに突入
2023年7月23日にチェスターフィールドを2-0で下し見事勝利を収めたブリストル・ローヴァーズは、アクセスおよび世界的チケット販売大手であるチケットマスターとの新たなパートナーシップにより、本拠地メモリアル・スタジアムを訪れるファンにベストな発券および入退場管理ソリューションを提供します。
今回の新たなパートナーシップの中心となるプロジェクトは、スタジアムの入退場管理を担うアクセスのソフトウェアと読み取り機の導入です。アクセスは、クライメート・プレッジ・アリーナ(米シアトル)、ノキア・アリーナ(フィンランド)、バンク・オブ・アメリカ(米カリフォルニア)など、新規スタジアムへのシステム導入において常に世界のトップを走ってきました。一方、今回のメモリアル・スタジアムのプロジェクトでは、スタジアムですでに使用されている既存のターンスタイルゲートにアクセスの読み取り機を取り付けるという挑戦に打って出ます。
メモリアル・スタジアムにおけるアクセスのスタジアム向け入退場管理システム
アクセスUKの代表を務めるペーター・オリバーは「我々はブリストル・ローヴァーズおよびチケットマスターとのパートナーシップを大変喜ばしく思っています。これにより、アクセスの高品質なスタジアム入退場管理システムをイギリス市場に投入できるからです。デジタルチケット時代が到来するなか、歴史ある市場では、品質と信頼性がイノベーションと同等に重要視されます」と述べました。
夏に既存のターンスタイルゲート全てに新しいアクセススマートスキャナー600NFC(チケット読み取り機)が設置され、変貌を遂げるメモリアル・スタジアム。これに加え、スタッフが持ち運んでスタジアム内のあらゆる場所でファンをサポートするハンディ端末アクセスハンドヘルドも新たに導入されます。さらに、訪れるファンの体験をよりプレミアムなものにするため、ホスピタリティーエリアには新しいペデスタル型の機器が2台導入される予定です。ブリストル・ローヴァーズは過去数シーズンにわたってチケットマスターと協業してきましたが、今後は発券管理だけでなく入退場管理でもタイアップしていきます。
クラブの小売り・発券マネージャー、ピート・ウェイモス氏はこのプロジェクトについて次のようにコメントしています。「チケット販売とスタジアム入場の両方を担う企業との協業により、クラブのさまざまなプロセスが非常にスムーズになります。昨シーズン初頭はいくつかの課題に悩まされており、協業していた数多くの企業とのやり取りに多くの時間を費やしました。チケットマスターはそのときから、当社が本来あるべき姿に立ち返るために惜しみなく協力してくれました。今後は(チケットマスターと提携している)アクセスの新しいシステムとともに前進していきます。来シーズンはファンの皆様の期待を上回るサービスを提供できると確信しています」
2022/23シーズンにシーズン券所有者数が記録的水準に達したブリストル・ローヴァーズは、シーズン券所有者のニーズに応え、試合にマッチした製品を取り入れることを最優先課題として取り組んでいます。スタジアム南側の新規スタンド設置にともない、2023/24シーズンは全てのファンを対象に新たなシーズン券が発行されます。それに対応する入退場管理システムの導入は大きな鍵となります。
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ファンの多岐にわたるニーズに応える発券ソリューション
アクセスの入退場管理システムは、紙チケット、ICカード、スマートフォン表示の電子チケット、NFCチケットといったさまざまなタイプの非接触チケットに対応しており、不正入場を防止します。メモリアル・スタジアムでは入場者数が12,000人を突破する見込みで、スタジアム内の観客を適切に把握することが必要不可欠です。アクセスとチケットマスターのシステム統合では、アクセスの読み取り機ファームウェアがチケットマスターのデータベースに直接リンクしているため、正確な入場者数の把握が可能です。
アクセスにとって、イギリス国内のこのようなスタジアムで既存のターンスタイルゲートに読み取り機を後付けするのは今回が初となります。アクセスの国際スタジアム事業部長のクリスチャン・ハイデガーは今回のプロジェクトに非常に興奮しているとし、「イギリスのスタジアム入退場管理市場は大規模かつすでに長い歴史を有しています。しかし、新型コロナウイルス感染拡大以来ニーズが変化してきており、当社初となるデジタル化への道をブリストル・ローヴァーズとともに歩めることを嬉しく思っています」と述べています。
一方、ローヴァーズの営業部長デーヴィッド・ブライト氏は、「我々にとってはシンプルでした。チケット販売および入退場管理システムをチケットマスターに任せることを決定したことで、アクセスのスタジアム向け製品に投資することになったのです」とした上で、次のようにコメントしています。「アクセスとの初回の打ち合わせで、そのチームや技術力に感銘を受けるとともに、単なる取引としてではなく我々と提携して協業することへの熱量の高さにも感銘を受けました。来シーズン、ファンがメモリアル・スタジアムに戻ってきたときに、我々が夏が過ぎるのを座して待っていたのではなく、スタジアム水準の向上に労力を注いでいたことをお見せできればと思っています。メモリアル・スタジアムはファンにとってのホームです。そのため、我々は必ずファンが他のファンと話すときに誇れるような製品をお届けします」
- ローヴァーズが今回新たに採用するアクセスとチケットマスターの提携による運営体制は、アメリカではすでにマイアミ・ドルフィンズの本拠地ハードロック・スタジアムと2023年マイアミグランプリで採用されています。現在、イギリスでは複数の商談が進行中です。
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ローヴァーズは今シーズン、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)に匹敵するレベルの体験をファンに届けたいとの意気込みに溢れています。
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