ボルシア・パークの入退場管理をスマートに
キックオフに向けてスムーズな入場を。スタジアムへの安全かつ迅速な入場は、施設と来場者の双方にとって必要不可欠です。2020/21シーズンから、アクセススマートスキャナー600NFCがドイツ・ブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)のチケット確認を担っています。
入退場管理をアップデート
デジタル化に向けた新たなテクノロジーの波はサッカー界にも及んでいます。54,000人の観客に短時間にスムーズに入場していただくため、ボルシア・メンヒェングラートバッハはこれまでも利用してきた他社製ターンスタイルゲートにアクセスのスマートスキャナー600NFCを取り付けました。従来のプリントアウトまたはスマートフォンの画面表示のQRチケットに加え、NFC搭載機器に保存されたチケットも読み取る新しい読み取り機で、スマートフォンがチケットになります。チケットの利用方法は簡単で、チケット販売サイトで購入したチケットをGoogle PayやApple Pay のウォレットに保存し、アプリを起動して読み取り機のNFCアンテナ部分にかざすだけです。
また、時代に合わせた仕様とシャープなデザインのAX500スマートポスト次世代も導入され、見た目が一新されました。アルマイト処理を施したアルミニウム製の支柱は全天候型の頑丈な設計で、各種モジュールを組み合わせてご利用いただけます。読み取り機のスマートスキャナー600NFCは様々なタイプのチケットに対応しています。
ボルシア・メンヒェングラートバッハのチケット責任者、マティアス・シュルツ氏へのインタビュー
入退場管理にアクセスシステムを選定いただいた理由をお聞かせください。
「新型コロナウイルス感染拡大の初期段階において、私たちは入退場管理システムの改修に集中的に取り組みました。当時、プリントアウトしたチケットをかざせる読み取り機はボルシア・パーク全体で6台しかありませんでした。短期間で時代の新たな要請やニーズにこたえるため、スタジアム全体でプリントアウトチケットとスマートフォンチケットに対応した読み取り機を早急に導入する必要がありました。そのために市場調査を行い、様々な企業と以下の3つの案を検討しました。
- 案1) 読み取り機のみ入れ替え、既存のターンスタイルゲートを継続使用
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- 案2) 入退場管理ゲート全体の入れ替え
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- 案3) 入退場管理ゲート全体の入れ替えおよび電気、レーン仕切り、入場経路の変更
アクセスの課題解決型ソリューションは自由度が高く、当初より説得力がありました。また、全ての案に対する提案も納得のいくものでした。最終的に、最小限の取り組みで大きな成果が得られる案1を選択しましたが、決定にあたり、将来的に入退場管理システム全体を刷新する場合にも、現在実際に導入されている読み取り機を組み込める点も大きな要因の一つでした。」
以前のスタジアムシステムとの違いや改善された点はございますか?
「最も大きな改善点は、今ではすでにスタンダートとなっているプリントアウトチケット、スマートフォンチケット、そしてNFCチケットに対応したことです。
また、CTSイベントイムスポーツ社の発券システムとアクセスの管理ソフトクリックスを新たにAPI連携したことで、スピーディーかつスムーズなデータのやり取りが実現しました。試合日のセットアップや転送も非常に直感的で、以前よりパフォーマンスも向上しました。加えて、ボルシア・パークで開催されたドイツ対イタリアの国際試合の際には、アクセスの既存の各種インターフェースも使用しました。
アクセスクリックスのデータ環境は以前と比べてはるかによく、特に試合当日の決済や入場、事後についても非常に助かっています。」
プロジェクト管理に関する満足度はいかがでしょうか?
「プロジェクトは極めてスムーズに進み、非常に満足しています。アクセスは高度なプロフェッショナリズムで、心強いパートナーであることを目に見えて示してくれました。」
他の方にもアクセスのソリューションをおすすめいただけそうでしょうか?
「アクセスのソリューションとサービスは自信をもっておすすめできます。アクセスは私たちの味方となってくれる信頼できるパートナーです。今後の課題についても協力して最善の方法で解決し、双方が発展を続けられるようにしたいと考えています。」
©ボルシア・メンヒェングラートバッハ
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