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9.03.2016

セストリエーレ アクセスのシステムでフリーハンズでフリーアクセス

アルプスでのスキーをイタリア流に RFIDチケットをプレゼント

イタリアのおもてなしと言えば、寛大さ。その流れを重んじるセストリエーレに、デポジットなしでご利用いただけるRFIDチケットがお目見えしました。

セストリエーレは標高2,035メートル、イタリアピエモンテ州のバル・シソンヌとバル・ディ・スサという2つの谷に挟まれた地域です。1930年にフィアットの創始者であるジョバンニ・アグネッリ氏がホテル2軒と2本のロープウェー(1本は往復型)を開業したのを皮切りに、その後ホテル1軒、スキージャンプ台、初のリフト、欧州でもっとも高い場所にある18ホールのゴルフ場などが建設されました。

セストリエーレでは、クラヴィエーレ、サウゼ・ドゥルクス、チェザーナ・トリネーゼ、プラジェラートの一帯がヴィア・ラッテア(ミルキーウェイ)スキー場として運営されています。バンケッタ、フライテーヴェ、シセスなど146カ所のゲレンデに設置されたロープウェイとリフトは合わせて92台、コースの総延長400キロメートルのうち、120キロメートルには人工降雪機が設置されています。コース距離は有名なスキーレース「ラウバーホルン大会」が開催されるスイスのヴェンゲンスキー場の2倍に匹敵します。

ヴィア・ラッテアスキー場のアクセスシステムは全てアクセス製で、フロア設置型のターンスタイル式ゲートが導入されています。ここでは障碍者スキーのトレーニングを行っていることから、バリアフリーの実現のために、ゲートのうち2台は従来製品より長く、パドル型のADAフラップを装備しています。検札にかかる時間はわずか0.1秒、より高速な印刷が可能な最新のスマートプリンター600とともに、お客様をお待たせしません。

アクセスはセストリエーレにRFIDチップカードを安価にご提供、スキー客のみなさまはデポジットなしでご利用いただけます。RFIDチップカードはオンラインショップでチケット情報の書き換えができるため、スキー客のみなさまはチケット売り場を素通りし、リフトに直行していただけます。

アクセスでイタリアの営業部門を統括するダニーロ・ポダは、過去16年間にわたるヴィア・ラッテアとの緊密なコミュニケーションにより現地事情に精通。こうして、ヴィア・ラッテアに合わせたソリューションを提供してきました。現在、アクセスはロッカー管理システムのAxess RESORT.LOCKER(リゾート・ロッカー)や、スキー用具のレンタルシステムAxess RESORT.RENTAL(リゾート・レンタル)といったシステムを開発しており、まもなく1枚のチケットでゲート通過、ロッカー管理、スキー用具レンタルの全てが行えるようになります。

アクセスがこうしたサービスのひとつとしてお送りするのが、スマートフォンアプリのAxess CONNECT.APP(アクセスコネクト・アプリ)。スキー客のみなさまに気象情報、ゲレンデ情報、スキーエリアのレストラン情報などのお役立ち情報をお届けするほか、オンラインチケットショップ、ソーシャルネットワークサービス関連、滑走距離の記録など盛りだくさん。さらに、各スキー場が独自にお届けするサービスも受けられます。