フランスのグルノーブルで隔年開催される山岳リゾート関連の見本市「マウンテンプラネット」は、今回で50周年を迎えました。2024年4月16日から18日にかけて開催された今回のマウンテンプラネットの来場者数は23,000人にのぼり、うち、フランス国外からは71か国2,900人が来場しました。アクセスのブースもフランスをはじめ、北米、中国、日本など世界各国から多くの関係者にご来場いただき、盛況のうちに幕を閉じました。デジタル製品を中心に展示した今回のイベントで特に注目を集めたのが、オンラインリフト券ショップアクセスウェブストアで購入したリフト券をスマートフォンに保存するだけでゲートをハンズフリー通過できるアクセススキーウォレット&BLEです。このほか、滑った分だけ支払う従量課金精算を可能にするソフトウェアや、写真の目視照合から自動照合にアップグレードしたレーンコントロールモニタ も好評を博しました。駐車場関連システムでは、スマートフォンで駐車料金を精算するモバイルペイや、電気自動車充電のEVチャージといった新しいソリューションがお披露目されました。
モーリス・ジニンガーがアクセス初となる国外支社をフランスのアヌシーに設立したのは25年前のことです。今日、オーストリア国外では最大規模の支社となったアクセスフランスには16人の従業員が在籍しており、スキー場をはじめ公共プール、ミュージアム、展示会場、会議場に最新鋭の入退場管理および発券ソリューションを提供しています。アクセスフランスはマウンテンプラネットを25年の成功を祝す絶好の機会とし、2024年4月17日の夕方にブースに130名のお客様を招待して祝賀会を開催しました。祝賀会ではDJが軽快な音楽を繰り出す中軽食がふるまわれ、参加者一同がリラックスした雰囲気で25周年を祝いました。
アクセススキーウォレット&BLE
デジタル化の波がスキー場にも押し寄せる中、デジタルリフト券の普及が急速に進んでいます。アクセスはこれを受け、従来のICリフト券からさらに一歩進んだスマホリフト券を開発しました。ウェブストアで購入したリフト券をスマートフォンにダウンロードしたアクセススキーウォレットアプリに保存すると、スマートフォンをウエアのポケットに入れたまま、これまでと変わらずゲートをハンズフリー通過できます。
アクセスウェブストア
オンライン発券が主流となる中、アクセスシステムでオンライン販売を担う要がアクセスウェブストアです。リフト券や各種チケット、サービスを予約または購入できるウェブストアは、施設のウェブページに簡単にリンクさせることが可能です。コンピュータやスマートフォンなどあらゆるデバイスからストレスなくアクセスできるレスポンシブデザインで、ほかのアクセスシステムと連携しています。
アクセス従量課金精算
アクセス従量課金精算は、従来の時間券や回数券に替わる便利なソリューションです。ウェブストアで個人情報やクレジットカード情報を入力して会員登録すると、事後精算によるリフトやサービスの利用が可能になります。スキー場に蓄積されるあらゆる会員データをもとに、キャンペーンや割引などのお知らせを会員に定期的に送信することが可能になります。スキー場にとっても、会員にとってもメリットの大きい便利なソリューションです。
アクセスレーンコントロールモニタ
アクセスレーンコントロールモニタは、シーズン券の不正な貸し借りやリフト券の不正転売を防止するのにぴったりなソリューションです。シーズン券の場合、購入時に登録した写真とゲート通過者の写真の自動照合により、別人の場合は警告メッセージが表示されます。不正利用防止により、売上の増加が見込めます。
アクセスEVチャージ
アクセスは、電気自動車（EV）に対する需要の高まりを受け、スキー場の駐車場でご利用いただける充電ソリューション、アクセスEVチャージを新たに開発しました。リフト券購入の際に、電気自動車の充電認証も購入できるスマートなソリューションです。リフト券と充電認証を兼ねる1枚のICカードで、充電スタンドでのお支払いは不要です。
アクセスモバイルペイ
アクセスモバイルペイは、スマートフォンの簡単操作による駐車料金精算を実現します。駐車場の案内板に表示されているQRコードをスマートフォンで読み取ってアクセスモバイルペイのウェブサイトを開き、カメラで駐車券を読み込めば、クレジットカードなどキャッシュレスで駐車料金の精算が可能です。精算機への立ち寄りや待ち時間もなく、スムーズに駐車場を後にできます。