ウェールズの首都カーディフの中心に位置するプリンシパリティ・スタジアムは、試合開催日の大きな賑わいと、キックオフ直前に来場する伝統で知られています。これらを背景に、躍動感溢れるエンターテインメントやダイナミックなライトショーの試合前開催と、アクセスの最新式自動ゲートの導入により、スタジアムへの入場プロセスが大幅に改善されました。
今回のインフラ再整備計画には、ルーフウォークアトラクションの新設、モスコ社のエンターテインメント照明技術であるショーライトの導入、スタジアムのLANおよびWi-Fiの大幅増強などが含まれています。また、アクセスのテクノロジーを駆使した自動ゲートの導入により、従来146の有人入場レーンで行われていたハンディー端末によるチケット確認プロセスが一新されました。
今回導入されたのは、アクセススマートスキャナー600NFC搭載のAX500スマートゲート次世代(アシンメトリックターンスタイルモデル)が117台、 アクセススマートスキャナー600NFC搭載のAX500スマートゲート次世代(バリアフリーターンスタイルモデル)が3台、アクセスハンドヘルド600が25台、車椅子利用者用アクセスペデスタル600NFCが2台、イベント時に臨時設置し、終了後に撤収してスペースや緊急避難路を最大限に確保するAX500移動式パレット、Wi-Fiモジュール搭載スマートゲート次世代 が24台です。
新たな入場管理システムにより、スタジアム内に向かう人の流れが大幅に改善され、入場スピードがアップしただけでなく、スタッフの負担も激減しました。また、ゲートにつきものだった長蛇の列の解消により、ファンはより多くの時間をフードエリアで過ごせるようになりました。
こうした革新的なシステムにより、シックスネイションズ・チャンピョンシップやオータム・ネイションズシリーズをはじめとする各種大会から、世界の音楽界を代表するオアシスやビリー・ジョエル、ハリー・スタイルズ、ブルース・スプリングスティーンなどのコンサートまで、幅広い人気イベントにおける運営効率、安全性、ファン体験全般が一様にレベルアップしました。
Images - Ben Harrison Photography