ヤイロスキー場はノルウェーの首都オスロの西240kmに位置する、国内でもっとも歴史のあるスキー場です。様々なウェインタースポーツが楽しめる多目的リゾートで、アルペンスキーには様々なレベルのコースが40本用意されています。また、スノーボーダー向けには8つのスノーパーク、クロスカントリースキーには全長220kmのコースが整備されているほか、スノーカイト天国としても知られます。未来志向のヤイロスキー場は多目的リゾートとして、インフラ面に最新の技術を取り入れることに余念がありません。
デジタルでつながったインテリジェントなシステムは、日常生活のあらゆる場面にますます深く浸透してきています。こうしたシステムは様々なプロセスを一体化し、シンプルにする可能性を秘めています。リフトに乗車するためだけのリフト券はすでに過去のもの。RFID技術を用いたAxess Smart Card(ICカード)を使えば、賢いハードウェアとソフトウェアが一体化したリゾートソリューションをベースに、様々なサービスの利用が可能になります。
リゾートソリューションのプロバイダーとして、Axess AGは革新的な未来のアクセスソリューションを探していたヤイロスキー場の経営陣に説得力のあるものでした。AxessのCSOのオリバー・スーターをはじめとする経営陣は、Axessに深く根付く企業文化として、イノベーションとソリューションに関する考え方を挙げつつ、「Axessにとってのリゾートソリューションとは、単なる製品パッケージではなく、『Made in Axess』の部品が考え抜かれたネットワークで一体化したものだ」としています。ヤイロスキー場では今シーズン、既存の41のゲートがAxessのAxess Smart Gate NG(吊り下げ型、フロア設置型)に切り替えられます。遮断バーはフラップ式のAxess Flap Moduleで、便利にタッチレスで通過できます。また、スキーバス3台にはAX500 Ticket Scannersが導入されるほか、チェックアウトエリアにはAxess Smart POSが9台設置されます。AxessのPOSシステムは直感的な操作が可能なタッチスクリーン方式で、簡単ですばやいチケット販売を実現します。さらに、ゲストはオンラインで購入したリフト券を16台設置されるAxess PICK UP BOX 600で受け取ることができるようになり、窓口で並ぶ必要はもうありません。