アクセスにとって今年のインターアルピンは、スマートフォンをリフト券として利用できる最新の「アクセススキーウォレット」をお披露目する場となっただけでなく、設立25周年を祝う場ともなりました。25年の間に着実な進歩を遂げたアクセスは、現在では15か国16拠点、全従業員数430名、売上高7800万ユーロ(約109億円)の規模にまで成長しました。
こうした発展の糧となったのは、他社をしのぐさまざまなアイデアと、その中から優れたものを選択する力です。歴史を築いてきた優れたアイデアの積み重ねを礎とし、アクセスは今後もさらなる未来を築いてまいります。
「ソフトウェアも提供するハードウェアプロバイダー」から「ソフトウェア中心のトータルソリューションプロバイダー」に変貌を遂げたアクセスは、「Smarter Solutions for a digital planet(デジタルな惑星によりスマートなソリューションを)」という新たなスローガンを掲げ、産業界で進行するDX化に寄与してまいります。その一環としてアクセスは、「アクセスインテリジェンス」という新たなプラットフォームの開発に着手しました。アクセスインテリジェンスは従来型AIに拡張AIコンポーネントを追加したハイブリッドソリューションで、2025年に向けての実装を計画しています。
これによりアクセスは、自由度が高くお客様のニーズに合わせたさまざまな設定が可能な統合型販売、マーケティング、サービスをお届けするプラットフォームを市場に投入し、お客様への提供を目指します。ソフトウェアを基盤とするアクセスインテリジェンスのアーキテクチャは非常に複雑かつ抽象的であることから、新たなソリューションをより深くご理解いただくために今後数カ月間にわたって説明会の実施を予定しています。説明会では、他社ソリューションとの連携、チケット販売およびビジネスモデルの柔軟性、ハードウェアの統合、拡張可能性や可用性などを取り扱います。
なお、アクセスインテリジェンスは2025-26ウィンターシーズンに向けてパウダーグループ、アスペン(以上米国)、ユングフラウ鉄道、シルトホルン鉄道(以上スイス)でプロジェクトが進行しています。