ドイツ東部のライプツィヒ市に位置する展示会場「ライプツィヒ・メッセ」では、年間を通じてさまざまな国際イベントが開催されています。中でも、29万6000人が訪れ、書籍見本市としては欧州最大級のライプツィヒ・ブックフェアは、日本でもよく知られています。この展示会場では、2005年からアクセスのシステムが活用されています。
これだけ多くの来場者が訪れる会場において、スムーズな人の流れを支援しているのがアクセスの先進的な入退場管理ソリューションです。
ライプツィヒ・メッセではシステム刷新プロジェクトが段階的に実施されており、今回は会場内外への人の流れを大幅にスピードアップする電子チケット対応の入退場管理ソリューションが導入されました。
その1つが、IN&OUTセンサーによりゲートの双方向通行を可能にするアクセススマートスキャナー600NFC搭載のAX500スマートゲート次世代です。センサーが人の進行方向を検知し、遮断バーの回転方向を自動調整します。遮断バーは2本バーのアシンメトリックターンスタイルで、カバンや小型のスーツケースを持っている来場者もスムーズにゲートを通過できます。
人の流れに効率的に対応するため、ゲートの設定を簡単に変更できます。たとえば、開場時には入場専用、日中は双方向通行、夕方は退場専用にするといったことも可能です。
また、専用のフロアプレートにより、イベントに合わせたゲート配置の変更や撤収作業も簡単です。
アクセスは、展示会場におけるチケット確認場所の自由度を高めるモバイルソリューションを各種ご用意しています。ポータブルチケット確認端末TC27と移動式パレット、Wi-Fiモジュール搭載のAX500スマートゲート次世代により、通信ケーブルや電源ケーブル不要であらゆる場所でチケット確認が可能です。バーコード、QRコード、RFID、NFCチケットに対応するアクセススマートスキャナー600NFCと長時間バッテリーを搭載したゲートが確実なチケット確認をお約束します。新型ターンスタイルにより、ゲート通過もスムーズです。
一方、バリアフリーレーンには、キャスター付きスタンド設置のAX500スマートポスト次世代が最適です。チケットをかざすと、付属のアクセスバッジボックス600 からスピーディーに記名式バッジが発行されます。
ライプツィヒ・メッセ有限会社のデジタルビジネスモデル・ビジターサービス部長のクリストフ・ヴァイデマン氏は、「アクセスとのすばらしいパートナーシップにより、入場プロセスのさらなる向上を果たせたことを嬉しく思っています」と述べています。
多くの来場者を受け入れ、イベントの種類も多岐にわたるライプツィヒ・メッセには、柔軟性が高く、効率的な入退場管理システムが必須です。固定設置またはパレット設置によるゲートのほか、スマートな読み取り機、ポータブルチケット確認端末といったアクセスのテクノロジーが、イベントのニーズに合わせたスムーズな人の流れと確実なチケット確認をお約束します。
ライプツィヒ・メッセとアクセスのパートナーシップにより、今回も両社が重視するイノベーション、業務効率化、来場者体験の円滑化が実現しました。