ハリー・スタイルズなどのミュージシャンが出資し、オークビューグループとシティ・フットボール・グループとの提携によって生まれたコープライブの中心となるのは倫理です。持続可能な建設から革新的な地球にやさしいイニシアチブまで、コープライブは世界でもっともグリーンで社会的責任を果たすライブエンターテイメント会場の一つとなることを目指しています。持続可能性はコープライブのデザインおよび運営の核であり、マンチェスター市議会が達成を掲げている温室効果ガス排出量0を目指す取り組みの一つです。コープライブは、再生可能エネルギー、最低限の熱損失、エネルギー効率のよい照明、雨水の活用、持続可能な公共交通機関、電子チケットの利用など、消費を抑制する数多くの施策の実施に尽力しています。
最先端の発券および入退場管理
このプロジェクトの構想では、テクノロジーが多くの難題を引き受けるための戦略的アプローチが必要とされています。ファンがアリーナに入場する際には、米チケット販売サービスのチケットマスターが手掛けるSafeTixを利用したチケットをアクセスの高品質な入退場ゲートが認証します。この最先端の入場方式は、非接触のNFCウォレットに保存したチケットまたは15秒ごとに更新されるバーコード式電子チケットに対応しており、いずれもチケットのスクリーンショットによる不正入場を抑制します。
フラップ式自動ゲートアクセススマートターミナル600が設置されたことで、入場ゲート付近のスタッフはチケット確認を行わずにすみ、お客様へのおもてなしやご案内に専念する少人数のスタッフがファン体験の向上を図ります。紙のチケットを一掃し、スタッフを大切なお客様に対するおもてなしという本来の役割に戻すことで、ゲストがコープライブに到着してからショーが開始されるまで、安心してお過ごしいただけるあたたかな雰囲気を醸成します。2024年5月のコープライブ開業以来、入場は非常にスムーズで、不正は一件も報告されていません。スタッフからもファンからも、入退場はシンプルかつスムーズとの声を多数いただいています。
オークビューグループとコープライブにとって、10年以上の稼働期間が想定されているアクセスの入退場ソリューションへの投資は持続可能かつ妥当なもので、コープライブは英国初の次世代ライブエンターテイメント会場として業界をリードします。