モンブランは、ローレンシア高地にあるスキー場で、カナダのケベック州にあるサン・フォスタン・ラック・カレー地区のモントランブラン南部に位置しています。7基のリフトが1時間あたり9,800人のゲストを43のコースとスノーパークに送り出し、変化に富む様々なコースがスキーヤーやスノーボーダーにカナダの山で過ごすエキサイティングな一日を約束します。最高のコンディションを誇る雪を求めてモンブランを訪れるゲストの数は、年々増加の一途を辿っています。アメリカの弁護士、フィリップ・ロビンソン氏が1976年以来所有するモンブランは、現在、彼の二人の息子ウィリアム氏とミシェル氏によって管理されています。
モンブランは、新たなテクノロジーを利用して顧客行動や売上を把握し、それを基にさらなる改善策を探ることを目的とし、2020-21シーズンに向けてスキー場の再整備を行いました。これを実現するためのパートナーとして選ばれたのがAxess AGです。リフト乗車の際の入場ゲートには、ウィズコロナ時代に極めて重要な要素となる非接触乗車を可能にするAX500 Smart Gates NG Flapが採用されました。発券や入退場管理の分野において次々と新たなトレンドを創出するAxessのゲートは、接近してくるゲストをセンサーが検知すると遮断バーが開き、ゲストが通り過ぎると、今度は別のセンサーがそれを検知して遮断バーが閉まる仕組みです。これにより、リフト乗り場での係員との接触がなくなります。
また、発券には現場の作業を最適化するAxess SMART PRINTER 600(ICリフト券プリンター)とAxess SMART PAD 600(ICリフト券リーダライタ)が採用されまし
た。 スリムなデザインで多機能のSMART PRINTER 600は、様々なタイプのリフト券の印刷、消去、書き込み、読み取りといった一連の作業を同時に行います。一方、SMART PAD 600は、ほんの数秒でリフト券をチェックし、保存データの読み取りや書き込みを行います。リフト券のチェックは、一体型コントローラーによりオンラインデータ通信、または機器自体で行われます。
Axessはその革新的な製品により、モンブランスキー場とゲストの双方にメリットをもたらします。スキー場は、一目で把握できる各種データを経営判断の材料とし、随時戦略的に価格を変動させたり、様々な制限をかけたりすることが可能になります。一方、ゲストは、非接触型システムでスキー場における感染の確率が最大限に低下するとともに、ダイナミックに変化するリフト券の価格を自由に選択することができます。Axessは、経営を効率化するとともに、新型コロナウイルス感染拡大を抑える非接触型オペレーションを実現する各種製品・サービスで、スキー場の運営を支援します。