オスロ北部に位置するリレハンメルはノルディックおよびアルペンスキーのメッカで、付近には国内最高のスキー場が点在しています。Axessは、ノルウェーのスキー場運営事業者、アルピンコAS社がリレハンメル近郊で運営するハフィエル(Hafjell)スキー場およびクヴィトフィエル(Kvitfjell)スキー場から、最新のアクセス管理システムを受注しました。
Axessは、アルピンコAS社がリレハンメル近郊で運営するハフェル、クヴィトフェルの両スキー場に、包括的なアクセス管理ソリューションを提供します。今回両スキー場には、Axess SMART POS7台、AX500 TVM8台、フロア設置型およびガントリー(吊り下げ)型フラップ式 Axess Smart Gate NG46台といったハードウェアのほか、スマートフォンアプリのAxess CONNECT.APPを使ったスキー場アプリも導入されます。
1994年にリレハンメルで開催された冬季オリンピックと、世界中の注目を集めるスノーボード大会X Games Norway 2017の会場ともなったハフィエルは、首都オスロから電車に乗れば、ノルウェーの冬のパノラマを楽しむことわずか2時間で到着します。18基のリフトおよびゴンドラ、44kmのすばらしいゲレンデ、350kmのクロスカントリーコース(2レーン)を備えています。最長コースは全長5kmです。ノルウェー国内第3位の規模を誇るハフィエルスキー場は雪も安定しており、屋内プレイグラウンド、レジャーパークおよび託児所を完備した家族連れのお客様に最適なスキー場です。グリーンシーズンには、欧州随一のダウンヒルコースを持つハフィエル自転車パークでマウンテンバイクに興じることもできます。アルピンコAS社は今回、スキー場を訪れるお客様にすべてのサービスを便利に利用していただくため、Axessのリゾートソリューションの導入を決定しました。ソフト面では、リゾートで開催されている全てのイベントやスキーに関する情報をスマホでご覧いただけるスマホアプリのAxess CONNECT.APPをご用意。また、ハード面では、自由に組み合わせができるモジュール式のAxess SMART POSやAxess Smart Gates NGといった最新の製品が導入されます。
毎年、男子ダウンヒルとスーパー大回転の会場となるクヴィトフィエルは、アルペンスキーワールドカップのファンにとってはおなじみのスキー場です。1994年の冬季オリンピックではスピード種目の会場ともなりました。リフト・ゴンドラ12基を有するこのスキー場は、家族連れのお客様のニーズを満たすためにオリンピック後に西側斜面の拡張を行い、家族向けゲレンデを増設、現在では、お客様のあらゆる要望におこたえする35のコースを展開しています。2017年には、3つ目の斜面となるクヴィトフィエル・ヴァルデン(Kvitfjell Varden)がオープンし、「ミニアルプス」として熱狂的なスキーヤーの注目の的となっています。ここでも、お客様が滑りたいコースを簡単に見つけることができるAxess CONNECT.APPが活躍します。
「リレハンメル近郊のハフィエルとクヴィトフィエルへのシステム導入は、スカンジナビア市場における事業拡大だけでなく、なによりも、ノルウェーのオリンピックの歴史に残る2つのスキー場にAxessのトータルスマートソリューションをご納得いただけたことを意味します。1994年のオリンピック以降、模範的な発展を遂げてきた両スキー場の未来を創造するお手伝いができることを、非常に嬉しく思っています。」
(Axess AG CSO オリバー・ズーター)